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結婚相談所とマッチングアプリ婚活にはどっ

結婚相談所とマッチングアプリって何がどう違うのでしょうか。

結婚相手を探すにはどちらが良いのでしょうか。

結婚相談所とマッチングアプリの相違点を理解することで、あなたにはどちらが適しているかが分かります。

結婚相談所やマッチングアプリの注意点はありますか?

注意点も述べます。

結婚相談所とマッチングアプリの違い

結婚相談所は、マッチングアプリに比べ費用や手間がかかるため、自ずと真剣に結婚相手を探す人が集まるということになります。

 一方、無料あるいは低価格、身元を保証する書類の提出が不要のマッチングアプリは、サクラや冷やかし、ヤリモク、既婚者などが紛れ込んでいる怖れが多々あります。

マッチングアプリでうまく行かず、結婚相談所へ入会するケースも多く、結婚相談所のほうが年齢高めの傾向があります。

MUFG「マッチングアプリの動向整理」2021年12月23日より

結婚相談所サービスでは、担当のアドバイザーがふさわしい相手を個別に紹介する、お見合いのセッティングを行う、 交際に関するアドバイス等のサポートをするといったことが多いのに対し、「マッチングアプリ」では会員自身が相手を 探し、デート等の約束等も行う。いわゆる「出会い系サービス」では、メッセージの送信ごとに料金が発生する等、従量 課金制のサービスが主であるのに対し、マッチングアプリは月額の定額制が基本であり月額の範囲内で一通りの機能 を利用できる等の違いがある。 

MUFG「マッチングアプリの動向整理」2021年12月23日より

2022年のデータ「安田生命 いい夫婦付の日に関するアンケート調査(20代〜70代の男女1620人を対象)」では、「結婚のきっかけ」ランキングでマッチングアプリが、学校の同級生・先輩・後輩20.8%を抜いて1位となりました。

マッチングアプリが「結婚のきっかけ」率
  • 2010〜2014年:2.4%
  • 2015〜2019年:6.6%
  • 2022年:22.6%

これはマッチングアプリの会員数が非常に多いためで、結婚相談所の成婚率が低いわけではありません。

ただ、今やマッチングアプリで出会って結婚というのも「有り」ということです。

結婚に対する本気度の違い

つまり、会員の「結婚への本気度」は、結婚相談所のほうが高いといえます。

また、マッチングアプリでは、男性が積極的に動かないと出会えないとうデメリットもあり、消極的な人には不向きです。。

マッチングアプリでは、「マルチ商法に勧誘された」「経歴やプロフィールがウソだった」などということも。

消費者庁が発表した、三菱UFJリサーチ&コンサルティングが2021年12月23日に調査した「マッチングアプリの動向整理」によると、マッチングアプリの利用経験者のうちおよそ6割の人が「何らかのトラブルや困ったことがあった」と回答しています。

MUFG「マッチングアプリの動向整理」2021年12月23日より

アプリと結婚相談所、どちらが良い?

単に恋人が欲しい、出会いが欲しいのならば、マッチングアプリが良いでしょう。しかし、できれば 1年以内に「婚約」のであれば、結婚相談所がおすすめです。 

また、結婚相談所は、依頼者と結婚相談所の仲人(アドバイザー)が一緒に婚活を進めていくため、細かなサポートを受けられるため、異性に消極的な人や多忙な人など、そうしたサービスを必要とする人に向いています。

結婚相談所3つのタイプ

結婚相談所には大きく、仲人型・データマッチング型・ハイブリッド型の3タイプがあります。

  1. 仲人型 仲人がのサポートを受けながら婚活を進める。
  2. データマッチング型(オンライン型) データマッチングおよび検索マッチングが主。デートのセッティング等は自分達で行う。
  3. ハイパー型 仲人型とデータマッチング型の複合型

仲人型にはたとえば、ムスベルなどがあります。

【関連記事】結婚相談所[ムスベル]とは?成婚者の声・成婚までの流れ・会社概要>>>

ハイパー型とは、仲人型とデータマッチング型の複合型です。

ハイパー型の例としては【ラポールアンカー】があります。

【関連記事】婚活・結婚相談所[ラポールアンカー]とは?無料相談から成婚までの流れ・運営会社>>>

次の9つの観点から結婚相談所とマッチングアプリの違いを見ていきましょう。

  1. 料金(初期費用・月額・成婚料)
  2. 証明書
  3. 会員数
  4. 年齢層
  5. 結婚本気度
  6. 成婚までの速さ
  7. サポート力
  8. 男女を結ぶ力
  9. 恋愛力

順を追って説明していきます。

料金(初期費用・月額・成婚料)

結婚相談所は、入会金で10,000円〜30,000円くらい、月会費で10,000円〜20,000円くらいが相場です。

ただ初期費用としては10万円は必要と思ったほうが良いでしょう。

マッチングアプリの場合、女性は無料のものが多く、男性はおよそ月額3,500円〜4,000円ほどの会費が必要です。

安さだけで見れば断然、マッチングアプリの勝利です。

が、結婚相談所の登録者は、高額な料金を払えるだけの経済力を持っている方だと言えます。

結婚相談所マッチングアプリ
初期費用6,000円〜25万円 なし
月会費9,000円〜2万円3,500円〜4,000円
登録有料女性は無料
サポート専任担当者がサポートなし
独身証明書必須なし
収入証明書必須なし(または自己申告)
目的成婚マッチング
成婚料0〜20万円なし

成婚料0円は、エン婚活エージェントなどがあります。

証明書の提出

マッチングアプリでは証明書を必ずしも必要としませんが、結婚相談所では最低限、次の公的証明書を求めますので、安心です。

  • 独身証明書
  • 収入証明書
  • 卒業証明書
  • 住所証明書

マッチングアプリの場合は、免許証やパスポートなど、顔写真付きの身分証明書を提出すれば登録できてしまいますので、

身分証明書を偽造して登録するというような悪質なケースもあります。

マッチングアプリも相談所も基本的には男性は年収が表示されますが、アプリの場合は自己申告ですので、ウソかもしれません。

相談所は源泉徴収票の提示が義務付けられていますのでウソをつけませんし、実際、相談所の会員のほうが年収は高めのようです。

会員数

登録会員数は、結婚相談所<婚活アプリ<マッチングアプリ

マッチングアプリが無料で気軽に登録でき、月会費が安いこともあって圧倒的な登録者数を誇っています。

マッチングアプリは登録者数が多いため思わぬ良い出会いが待っているかもしれませんが、不届きな会員もいて危険が潜んでいることも承知しておく必要があります。

結婚相談所はきちんと証明書の提出を求めるので、会員数は少ないものの安心して交際から成婚への道を歩めます。

  • 結婚相談所は、最大約190,000人(2023年)
  • マッチングアプリ 最大累計2,000万人(2023年)

年齢層

マッチングアプリの利用者は、20代〜30代が主です。
結婚相談所は、30代〜40代が主ですが、50代〜60代以上もいます。

結婚本気度

結婚の本気度は明らかに結婚相談所に分があります。

マッチングアプリは軽い気持ちで登録する人がほとんどですが、早期に真剣に結婚したいと思っている人が結婚相談所に登録します。

成婚までの速さ

結婚相談所の場合は、登録してから1年以内に結婚する人が多いようです。マッチングアプリの場合は、とりあえずお付き合いしてみて結婚するかどうかは分からないという方がほとんどです。

ですから成婚する早さは、登録者の結婚本気度が高く、成婚へのシステムが整っている結婚相談所のほうが圧倒的に早いでしょう。

サポート力

サポート力は専任担当者がいる結婚相談所の独壇場。

たとえば結婚相談所の場合、プロフィール写真の撮影、プロフィールの作成、お相手探し、お見合いのセッティングなど、細かい点までサポート。魅力的に自分をアピールしてもらえます。

一方、マッチングアプリの場合は、写真も文章も、自分で作らねばならず、その力の差が出会いを左右します。

結婚相談所IBJのアンケートによると、婚活中にカウンセラーのサポートは必要だったかとの問いに89%が必要と答えています。

男女を結ぶ力

男女をつなぐ力は、何と言っても仲人型結婚相談所に軍配が上がります。

結婚相談所のタイプには、

  • 仲人型:積極的にサポート
  • データマッチング型:人的サポートなし(有料オプションであり)

があります。

仲人型の場合は専任の担当者がいるため、成婚退会するまでの間、ずっとサポートしてくれます。

恋愛力

結婚相談所の登録者は、多忙で出会いがない、恋愛経験が少ない、恋愛が苦手、結婚相手の理想が高いなどの理由があって、いままで結婚できなかった人が多いのですが、

結婚相談所は、そんな方々のために専任担当者がアドバイスしてくれます。

また、結婚相談所は、セミナーなどを用意して、恋愛経験の少なさを補う学習や訓練も行っていたりもしますので、恋愛力が弱い人でも安心です。

マッチングアプリと結婚相談所、あなたはどちらが向いている?

結婚相談所は、できるだけ早く結婚したい人向けです。

一方、マッチングアプリは、そのうち結婚できたらいいなとか、すぐに恋人が欲しいと思っている人向き。

そこそこ恋愛経験があり、自分で積極的にアプローチできる人、できるだけ効率よく多くの人と出会いたい人などが、マッチングアプリが向いています。

また、結婚相談所は真面目に早めに結婚を考えている人が多く、マッチングアプリは、いわゆる「遊び人」も多く登録しているという傾向があります。

結婚相談所が向いている人

  1. 早めに結婚したい

  2. 結婚への本気度が高い

  3. 偽りのないプロフィールの相手を探したい

  4. マッチングアプリでは、なかなかうまくいかない

  5. サポートがほしい

結婚相談所がおすすめの人、マッチングアプリがおすすめの人

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結婚相談所がおすすめの人

結婚相談所がおすすめの人は、次のような方です。

  • 半年~1年で結婚相手を見つけたいスピード重視の方
  • プロのサポートが必要な恋愛経験が少ない人に最適
  • 年齢・年収・資格などのスペック重視で結婚相手を探したい方婚活に使える予算が充分ある方
  • 真面目に早めに結婚を考えている方

マッチングアプリがおすすめの人

マッチングアプリがおすすめの人は次のような方です。

  • 恋愛して好きな人と結婚したい方
  • 自力で異性を獲得する能力がある方
  • 結婚まで時間に余裕の持てる方
  • できるだけ多くの人と出会い、本当に自分に合った相手を見極めたい方

マッチングアプリの注意点

Photo by Bermix Studio on Unsplash

業者サクラが、マッチングアプリでは紛れ込むことがあります。

ヤリモク遊び目的の既婚者詐欺師もいたりします。

マルチ商法ネットワークビジネスへの勧誘、高い食事を奢らせてその後逃げる女性がいたり、とにかくいろいろな人がいることは承知しておく必要があります。

それすらも楽しめる人ならマッチングアプリはおすすめですが、身元のしっかりした結婚を前提として真面目な交際を希望する人には、結婚相談所がおすすめです。

無料相談や無料登録から

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マッチングアプリは、無料で登録して、会員検索することができるサービスが多いので、まずは試しに利用してみましょう。

結婚相談所は、入会前に無料相談を行っているところが多いので、無料相談を受けてみると良いと思います。

結婚相談所IBJの調査によると、結婚相談所を通じて出会っった相手と結婚した人の75.7%が運命の相手と結婚できたと感じているようです。

IBJのアンケート

結婚相談所は書類提出によって身元が保証

マッチングアプリのダウンロードや会員登録は無料、ほとんどのアプリはプロフィール設定や相手の検索などの一部機能も無料で利用できます。そのため、気軽にお試し感覚で恋人探しや婚活を始めることが可能です。

これに対して結婚相談所は、多くの場合入会時に書類の提出が求められます。

それらの書類提出によって会員の身元が保証され、相互に安心感が得られます。

まとめ

結婚相談所とマッチングアプリの違いは、下記のメリットの違いからわかります。それぞれのメリットを裏返せば、他のデメリットになります。

マッチングアプリのメリット

1、会員数が多い
2、初期費用等がかからない
3、時間をかけて恋愛できる

結婚相談所のメリット

1、相手の信頼度が高い
2、婚活のサポートが受けられる
3、婚約にいたるスピードが速い

次に、結婚相談所とマッチングアプリを項目別に比較してみましょう。


マッチングアプリ結婚相談所
会員数多め少なめ
費用低額高額
会員の信頼度低め高め
サポート殆どなし二人三脚
写真の見た目重視高め低め
相性の重視低め高め
結婚本気度低め高め

積極的にアプローチできる人で、時間に余裕がって数打てば当たる的な方法としてはマッチングアプリも良いでしょう。

一方、多忙であったり、異性に積極的にアプローチできない方や、一刻も早く相性の良い相手と巡り合って婚約・結婚へとゴールインしたい方には結婚相談所がおすすめです。